初めてのテント購入|ファミリーキャンプ向け流行りのテントの選び方

悩む人

よし!キャンプはじめよう!まずは、テントを買わなきゃ。
う~ん、と言っても、「テントっていろんな種類があるんだよな~」いったい、どんなテントを買ったらいいんだろう…?

と、まぁ、最初はこういう感じがふつうです。

ふーみん

かく言う、わたしもそんな状態でした。

本記事では、キャンプを始める方がなるべく無駄遣いをしないような、テント選びについて紹介していきます。

目次

テントを購入時の初心者の悩み

こんにちは。

ふーみん

ファミリーキャンパーのふーみんです。

テントを最初に買うときの悩みっていろいろあるんですよね。

私の経験を交えて、まとめてみました。

はじめてのテント購入時の悩み
  • 流行りのテントメーカーがわからなかった
  • テントの種類(形状)がわからなかった
  • テント設営・撤収って大変なんじゃない
  • どれくらいの大きさのテントを買えばいいかわからなかった
  • どんな色のテントが流行りかわからなかった
  • キャンプに必要なものがわからなかった
  • 【知っておくべき】テントの購入の注意点(テント業界事情)
ふーみん

ひとつずつ、紹介していきますね!

流行りのテントメーカーがわからなかった

キャンプを全くやったことがない場合、キャンプメーカーを知らないのがふつうです。

ただ、以下のふたつのメーカーは、ホムセン(ホームセンター)なんかでの取り扱いが多いんで、知っているんじゃないでしょうか?

  • CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
  • Coleman(コールマン)

この辺のアウトドアメーカーさんは老舗ですし、テントの製造・販売をしているんで、購入候補としては全然OKです!

ですが、どんな趣味でもそうですが、その道の流行りのメーカーさんっていうのもあるんですよね。

私も全然わかんなかったんですが、キャンプをしているうちに実際のテントを見て、だんだんわかってきました。

ふーみん

私見ですが、流行りのテントのアウトドアメーカーさんをいくつかご紹介します。

  • Snow Peak
  • A&Fカントリー(サバティカル)
  • ZANE ARTS(ゼインアーツ)
  • ogawa(小川テント)
  • ノルディスク
  • CHUMS(チャムス)
  • DOD
  • Naturehike(ネイチャーハイク)
  • tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)

このあたりは、流行りなのか、特にキャンプ場なんかでも見かけます。

そして、「あ~〇〇のテントね。」って、定番感というか安定感があるアウトドアメーカーさんです。

私が、最初に買ったテントは、Amazonで買ったテントファクトリーさんの2ルームテントでした。ちょっと家族4人だと小さ目なんですが、今でも冬場には時々張ってます。(小さいからすぐ暖まるんで。)

ふーみん

ただ、流行りのやつ、やっぱ、カッコイイんですよね。結局欲しくなっちゃいます。

あとは最近流行り?なのが、こちらのメーカーさん。

  • WORKMAN(ワークマン)
  • ゼビオHD(Whole Earth)

一見、作業着の店?スポーツ用品店?なんて思うんですけど、アウトドアメーカー売上2位3位という業界大手なんですよね。

リーズナブルで、かなり売れてます。

テントの種類(タイプ)がわからなかった

いざ、テントを買おうってなると、いろんな形のがあって、正直どの形がいいのかわからないんですよね。

本記事では、ファミリーキャンプ向けのオススメのテントの形を紹介しますね。

  • 2ルームテント
  • ロッジ型テント
  • ワンポールテント
  • ベルテント

「テントの形状」でググると、いろんな紹介があります。

ふーみん

ファミキャンデイズでは、ファミキャン向けテントを選ぶのに特化したテント形状を紹介してみました。

2ルームテント

2ルームテントは、ファミキャンデイズが初めに購入するテントとして、最もおすすめする形状です。

特に、ファミキャンの場合に2ルームテントはおすすめです。

前室と寝室という2部屋構造になっていて、リビングと寝室を分けて使うことができます。

テント内に、インナーテントというものを吊り下げて、2ルームを作ります。

急な雨でも、幕内(テント内)での、おこもりキャンプも全然OK!(焚火はダメだけど、キッチンバーナーは使用可能。)

ロッジ型テント

ロッジ型テントは、いわゆる、山小屋のようなテントの形です。

ロッジの名の通りですね。

こちらは、2ルーム構造のもの、少し小さめの寝室利用のみのものがあるので、購入時は要チェックです。

展示テントをみて、確認するといいでしょう。

リビングは幕外に設営することが多いので、急な雨では、中への荷物の避難が必要です。

ワンポールテント

ワンポールテントは、これぞテント(イメージ)って形状じゃないでしょうか。

メリットは、設営が比較的、簡単というところです。

デメリットは、2ルーム化がやりにくいところ。

ゆったりしたリビングを作るには、幕外に設営した方がリラックスできると思います。

ベルテント

ベルテントは、ワンポールテントの下部が立ち上がり構造になっている形状のテントです。

その形状から、キノコテントなんて商品名のものもあります。

ワンポールより屋根傾斜が上部に位置するので、居住空間が広いのがその違いです。

一方、その分、設営には少し手間がかかるといったデメリットがあります。

テント選びの際の注意点

テントを選ぶときにちょっと確認しておいた方がいいよってポイントがあります。

ふーみん

そちらも整理して紹介しておきますね!

テントを選ぶ際の注意点
  1. インナーテントは付属しているか
  2. グランドシートは付属しているか
  3. ペグやガイドロープが付属しているか
  4. キャノピーポールは付属しているか
  5. テント足元全体にスカート機能があるか(風避け)
  6. ポールを入れるスリーブの長さはどうか
  7. テントポールが交差する構造か
  8. 出入口のチャックは幕内外から開閉できるか
  9. ベンチレーション機能はあるか(換気口)

1|インナーテントは付属しているか

インナーテントというのは、寝室用のテントのことです。

2ルームテントでは、フライシート(アウターシート)とインナーテントが付属している商品がリーズナブルです。

すべて別売りってテントもありますが、全部そろえると、かなり値が張るので注意が必要です。

2|グランドシートは付属しているか

通常グランドシートは、寝室のインナーテント下に引いて、防水効果を高めるために使います。

ですから、2ルームテントで前室がある場合は、「前室分のグランドシートは別売り」付属していないのが、普通です。

この場合、前室は2つの設営方法があります。

  1. お座敷スタイル
  2. カンガルースタイル
お座敷スタイル

「お座敷スタイル」の場合は、グランドシートを敷いて、コタツにするもよし、座卓にするもよしです。

下駄箱を置いておかないと、チビたちは、土足でINしてきますけどw。

カンガルースタイル

「カンガルースタイル」はそのまま土間で使用します。これなら、グランドシートは購入する必要はありません。

幕内の前室にテーブルとチェアを配置して、リビングを作って過ごします。土足での出入りが自由にできます。

3|ペグやガイドロープが付属しているか

初心者さんは、ペグもガイドロープもわからないのが普通です。

ペグとは

テントが風で飛ばされないように、地面に固定するための金具の杭

ガイドロープとは

テントの形状を維持するためのテンションロープ。通常ポールの骨組みを外方へ牽引するような仕組み。

これらは、通常、付属していることが多いかと思います。

しかし、ペグは付属品は使いにくいものであることが少なくありません。

先端がとがっていないものなどが、その代表的な例です。

4|キャノピーポールは付属しているか

キャノピーといって、通常テントの出入口の生地を日よけの様に、跳ね上げることができるようになっています。

キャノピーにするには、キャノピーポールが必要なんですが、通常はついていないのが普通です。

しかし、なかには、キャノピーポールが付属している商品もあり、これはお買い得です。

ふーみん

有名メーカーさんのテントは、キャノピーポールはついてないのが普通ですね。

5|テント足元全体にスカート機能があるか(風避け)

これは、寒い日にキャンプする人は、確実に確認してください。

テントの下に隙間がある構造だと。冷気が入ってしまうんですよね。

その隙間を埋めるのが、「スカート」です。

夏用のテントには要らないかもですが、春・冬、夜は結構冷えますんで、忘れず確認しましょう。

6|ポールを入れるスリーブの長さはどうか

ふーみん

これも、私の経験上の確認項目なんですが、できれば確認してください。

テントはポールを入れて骨組みにします。

そのポールを入れる部分を「スリーブ」と呼びます。

スリーブが長いと、めっちゃ入れるの大変なんですよね。

スリーブは短めで、フライシートに付属したフックを、ポールにひっかけるタイプは設営しやすいです。

この辺も確認しておくといいかもしれません。

7|テントポールが交差する構造か

テントによっては、複雑にテントポールが交差する構造のものもあります。

慣れれば訳ないんでしょうが、初心者は手こずるかもですね。

逆に、トンネルテントみたいに、ポールがまったく交差しないタイプだと単純でポールの入れ間違いなんかは起きないです。

複雑なデザインのテントなんかは交差しているパターンが多いんじゃないでしょうか。

この辺も要チェックです。

8|出入口のチャックは幕内外から開閉できるか

これも、できればでいいんですけど、出入口のファスナーも一応確認です。

  • 内側からフルオープンできるか
  • シングルorダブルスライダーのいずれか

だいたいのテントの出入り口は、2重幕構造になってて、「メインシートとメッシュ(いわゆる網戸)」です。

外側からしかフルオープンできないパターンが多いです。

内側からフルオープンできると外に出なくても、出口を空けられます。

また、ダブルファスナーだと、チャックを上からも下からも空けられて、薪ストーブの煙突を出すことができます。

ふーみん

ただ、ファミキャンは、あんま冬キャンはおすすめしません。風邪ひいたら大変ですから。

9|ベンチレーション機能はあるか(換気口)

これも、冬キャンに主に必要な機能かもですが。

テントには、ベンチレーションといって、換気口があるテントがあります。

ついてないテントもあって、窓でしか換気できないものもあるので、要確認かと。

雨の日のおこもりキャンプなんかで、幕内で調理やお食事を楽しむのには、換気機能は便利ですから。

幕内でのガス使用は個人責任です。無換気での使用は、一酸化炭素中毒になる可能性があります。

テントの設営・撤収って大変なんじゃないの

根本的な話なんですが、テントなんて立てられる?って心配もあります。

しかし、この心配は出発前に、しっかりと下調べしておくことで解消できます。

出発前には、購入したテントの設営・撤収方法をよ~く予習しておくことをおすすめします!

今どき、テントの設営・撤収方法、だいたいはYouTubeに出てますから。

キャンプはおうちに帰るまでがキャンプ。お菓子は300円まで(嘘)。

テント設営・撤収は、予習が8割です。いや、おおげさじゃなくて。

テント設営が本当に心配だったら?

近くの公園で「試し張り」するのがオススメです。(私は、これ、やりました。)

どれくらいの大きさのテントを買えばいいかわからなかった

家族の人数や年齢にもよると思うんですが、テントの大きさ、結構悩むんですよね。

初回購入は、特に「えっ!こんな大っきいのいる?」みたいなちょっとヒヨっちゃうみたいな。

ただ、ここは、強気で少し大きめのを買うのをおすすめします。

ふーみん

特に小さ目のお子さんがいると、幕内で、子供がいろんなものをひっくり返しちゃいますんで。(私。)

流行りのテントカラーがわからなかった

テントのカラーも結構悩みます。

おすすめは「無難な色」です。長く使えますから。

  • タン(ベージュ)
  • カーキ

このあたりの系統の色を選んでおけば、間違いないです。

たまに、目立ちたがりなのか、すごい色買っちゃう人いるんですけど、飽きが来ちゃうんで、あまりおすすめしません。

黒も、夏、蜂が寄ってきたりすると怖いんで、ここもパスで。まぁ、好き好きですけど。

キャンプに必要なものがわからなかった

キャンプには、様々なものが必要です。

ふーみん

大きくは下記の様に大別するといいでしょう。

  • 必需品枠
  • ロマン枠

キャンプを楽しむには、「必ずあった方がいいでしょう」というものがあります。

キャンプ必需品枠
  • テント(これがない場合は車中泊)
  • テント設営用のハンマー
  • 寝袋とマット
  • テーブル
  • チェア
  • 照明器具
  • 食器類(お皿・お箸など)
  • 調理器具(ない場合は外食)
  • 食材・クーラーボックス
  • 焚火台と薪か炭+焚火シート
  • 着火剤、火吹き棒、火ばさみ

だいたい、これくらいあれば、とりあえず、宿泊キャンプは可能です。

ファミキャンで、お座敷スタイルにすれば、もっと減らせるのかもです。

その場合は、リビングスペースにグランドシートっての(厚めのレジャーシート)があるといいかもですね。

キャンプ用品ロマン枠
  • ラグマット
  • オイルランタン
  • ウォータージャグと水受け
  • ランタンハンガー
  • ハンガーラック
  • フィールドラック
  • コンテナBOX
  • コット
  • コーヒーミル
  • スパイス類
  • スパイスBOX
  • ポータブル電源
  • ソーラーパネル
  • 電気毛布
  • ストーブ類
  • スクリーン・プロジェクター(映画観賞用)

ロマン枠は、あると映えるとか、より快適に過ごせるよって用品たちです。

なくても全然OKですので、徐々に検討してみるのがいいかもしれません。

【知っておくべき】テントの購入の注意点(テント業界事情)

私は初めてのテントをAmazonで購入しました。

テントファクトリーさんのテントが理想的だったんで特に問題はなかったんですが。

実は、この業界、入手困難なテントというのが多数あります。

生産数に対し、需要が多すぎるんですよね。

最近のキャンプブームで、需要が殺到してるんすかね。

気をつけなければならないのは「転売品」です。

製造メーカーの通常販売ではなく、抽選販売している商品が、転売商品となっていることがあります。

メーカー直販ではない、ネット販売で、かなり価格を釣り上げて販売している商品があります。

人気のテントとなると、「何回、応募しても何年も買えない」なんてこともあるようです。

ふーみん

まぁ時間を買う(タイパ的には)、これを買うのも、一つの手ではありますが、そんな業界事情があるよってことも、あたまの隅に入れておいてください。

まとめ

テント購入の時のチェックポイントをもう一度整理してみましょう。

テントを選ぶ際の注意点
  1. 好みの形状か
  2. 好みのカラーか
  3. 適切な大きさか
  4. 設営が難しくないか
  5. 価格は適切か
  6. インナーテントは付属しているか
  7. グランドシートは付属しているか
  8. ペグやガイドロープが付属しているか
  9. キャノピーポールは付属しているか
  10. テント足元全体にスカート機能があるか(風避け)
  11. ポールを入れるスリーブの長さはどうか
  12. テントポールが交差する構造か
  13. 出入口のチャックは幕内外から開閉できるか
  14. ベンチレーション機能はあるか(換気口)

結構、気にすることがたくさんありますが、後悔しない買い物の為です。

一応、おさえておきましょうね!

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この記事を書いた人

2020年10月キャンプを始めました。ファミリーキャンプが中心です。始めるにあたって、キャンプギアを集めた結果、30万円ものキャンプギアを購入してしまいました。そんな様々な失敗談を赤裸々に公開しつつ、後悔しないキャンプライフの過ごし方についての情報を発信していきます。

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